こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。
今回は、本番前(ライブ、レコーディング等)の声出し、準備について考えてみます。
基本は、いつも行っているトレーニングを全部できたらベストですが、表声で歌う方、ハーフトーンで歌う方、両方を使い分けて歌う方、で考えてみたいと思います。
必ずやることは、リップロール(ロングトーン)から始まり、裏声のウィとのウォームアップ。そしてハミング、ネィ、表声のウィの順でいつも通りやってください。
表声で歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニングを8割ぐらい→クールダウン(リップロールで終了)
ハーフトーンで歌う方は、この後、裏声(多め)→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)
両方を使い分けて歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニング→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)
本番前の声出しは、上記の一連のトレーニングに加えて、高い音から低い音までバランス良く出せると良いです。その日に歌う高い音、低い音は必ず出してみて、裏声はいつもより多めにやると良いと思います。途中リセットさせる為(フォームのズレや、ストレッチ)に、リップロールはやりましょう。
ちなみに私は、体のストレッチをした後に上記トレーニングをやります。
本番前だからといって、特別なことをやるわけではなく、日々のルーティンを守って行ってください。そして本番終了後には、クールダウンをいつもより念入りに出来ると良いと思います。
体調管理に気をつけて、本番がある方、そうでない方も、日々のボイストレーニング一緒に頑張りましょう。
【関連するボイトレ講座】