裏声。スイスのヨーデルやカントリー、ハワイアンなどでは歌唱法の重要なテクニックの一つになっている。
■ファンキー funky(米)
「黒人の体臭」という意味の俗語で、ジャズやロックでの黒人独特のリズム感覚やノリをさす。
■フィーチャー feature(英)
演奏、コンサート、レコードなどで、主役となるプレイヤーを設定すること。普通、ソロ・プレイヤーでフィーチャーされるが、アンサンブルでフィーチャーされることもある。
■フィル・イン fill in(米)
メロディー・ラインの空白部や延長部(デット・スポット)を装飾する、バックグランドの即興的プレイのこと。俗にオカズという。
■フェイク fake(米)
メロディーを記譜通り(ストレート)に演奏するのではなく、装飾的変化を付けたりしてくずして演奏すること。
■フォーク・ソング folk song(英)
本来は民謡の意味だが、普通は1960年代にアメリカの白人ミュージシャンによって作り出されたモダン・フォークをさす。アコースティック・ギターの伴奏によるポップスで世界的な影響を与え、特に日本のシンガー・ソングライターを生み出す原動力となった。
■フォーク・ロック folk rock(米)
モダン・フォークのミュージシャンがエレクトリック・ギターに持ちかえ、ベース、ドラムスを加えたロック編成で活動したもの。
■フュージョン・ミュージック fusion music(米)
「融合した音楽」の意味で、ジャンルにとらわれず他の要素も積極的に取り込もうとした音楽スタイル。ロックの要素を入れた都会的なジャズ。1970年代に流行した。クロス・オーバー。
■ブルース blues(米)
アメリカ黒人の独特の歌および詩の形式。19世紀後半から20世紀に形成され、奴隷時代の抑圧をアフリカの旋法を用いて歌ったもの。ジャズや後のポピュラー音楽に大きな影響を与えた。
■ブルース・スケール blues scale(米)
ブルースの基盤となる音階。ブルーノートが組み込まれているのが特徴。
■ブルー・ノート blue note (米)
ブルース・スケールに見られるブルース特有の音。半音低められた第3音と第7音、時には第5音で、ブルース以外にもブルース的な雰囲気を求めた曲に用いられる。→ブルース・スケール
■ブレイク break(米)
リズムやメロディーが一時的に停止した空白部分。この部分にアドリブ・ソロが入ることがある。
■ブレス breath(英)
息つぎのこと。また、そのための記号。
■フレット fret(英) Bund(独) sillet(仏)
ギターなど、弦楽器のフィンガー・ボード(指板)に半音ごとに付けられた細長い金属片。
■分数コード
分数の形によるコード・ネームの表記法。明確なベースの音や複合的な和音を表すことができる。→コード・ネーム。