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音楽用語と豆知識「メ」

音楽用語と豆知識

■メジャー major(英)
長調。シャープやフラットで臨時的に変化させた音を元の高さに戻す記号。

■メジャートライアド major triad(英)
根音 + 長3度 + 短3度の音程で積み重ねられた三和音のこと。同義語として長三和音がある。トライアド。

■メドレー medley(英)
2つ以上の曲を連続して演奏、歌うこと。

■メトロノーム metronome(英) Metronom(独) metronome(仏)
テンポを表示する機器。1812年オランダのヴィンケルが発明し、ドイツのメルツェルが改良した。

■メヌエット Menuett(独) minuet(英) menuet(仏)
4分の3拍子の舞曲。17世紀半ばにルイ14世の宮廷で公式の宮廷舞踏として採用され、そのため中庸なテンポ、優雅な気品を特徴としてる。やがてM1-M2-M1のように中間に第2メヌットを置く複合3部形式をとるようになり、この第2メヌットは当初の構成が3重奏だったため、後に構成に関係なくトリオと呼ばれるようになった。またメヌットは古典派の室内楽、交響曲の第3楽章の中で生き残ったが、ベートーヴェン以降はスケルツォによって替わられる。

■めりはり (日)
本来の意味は、ゆるめることと張ること、あるいは低い音と高い音のことだが、演奏用語として音の強弱の変化やコントラストなどについて言う。

■メレンゲ merenge(西)
西インド諸島、ドミニカのカーニヴァルのダンス音楽で、4分の2拍子の軽快なリズム舞曲。1950年代にヨーロッパで紹介された。

■メロディ melody(英)
旋律。高さや長さの異なる旋律音、それらの流れを旋律線(メロディ・ライン)といい、ハーモニーやリズムなどと相互に影響し合って形作られる。ただし、歌詞を伴う場合においては、歌詞がメロディを制約し、カウンター・メロディなどは主メロディに大きな制約を受ける。

■メンテナンス maintenance(英)
楽器を使いやすい状態、良い状態に維持すること。リペアが壊れたものを修理することに対して、メンテナンスはあくまで良い状態を維持するための調整という意味で使用される。

■メンフィス・サウンド Memphis sound(米)
1970年前後にアメリカ、テネシー州メンフィスで起こった黒人音楽。リズム・アンド・ブルースを基調とし、感情を込めたシャウト唱法に特徴がある。

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