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音楽用語と豆知識「レ」

音楽用語と豆知識

■レイドバック laid back
リラックスした感じのサウンドのこと。批判的な意味で使われることもある。

■レガート legarto
なめらかに演奏すること。またそれを指示する標語のこと。

■レクイエム requiem(羅)
死者の為のミサ曲。ミサ典礼の冒頭の入祭唱が「休息をrequiem」で開始するのでこの名称がある。

■レゲエ reggae(米)
ジャマイカで1960年代に生まれた黒人音楽。リズム・アンド・ブルースを土台に、抑圧された下級階級の政治的、宗教的叫びを歌ったもの。

■レコーディング・エンジニア Recording Engineer(英)
CDやレコードを録音する技術者。録音機器のオペレートやマイクのセッティングなどレコーディング全般に関する技術が必要とされる。

■レチタティーヴォ recitativo(伊) recitative(英)
叙唱。オペラ、オラトリオ、カンタータ等における語るような部分で、旋律重視のアリアと対照をなし、筋や状況の説明が主眼となっている。レチタティーヴォには鍵盤楽器(チェンバロ)だけの伴奏によるレチタティーヴォ・セッコとオーケストラの伴奏がつくレチタティーヴォ・アッコンパニャートがある。後者はアリアを引き出すための劇的な導入部となることがあり、これは後にシェーナとなってアリアとの結合が一層強くなった。

■レーベル label
レコード会社。レコード制作会社(原盤制作のみを行なう)を指す。元々はレコード盤の中央貼られていたラベルのこと。

■連作歌曲 Liederkreis, Liederzyklus(独) song cycle(英)
思想的、精神的、性格的に関連のある一連の歌曲で、全体でひとつのまとまりを見せる曲集。

■練習曲 etude(仏)
エチュード。演奏技巧の習熟のために書かれた曲。ただしショパンの作品のように技巧的にも芸術的にもきわめて高度なものが要求される演奏会用練習曲もある。

■練習番号 rehearsal mark(英)
合奏やオーケストラの楽譜上に、曲の区切りや一定の小節ごとに付けられたアルファベットまたは通し番号の数字。練習の際に、指揮者や奏者が出だしの小節を指示するために用いられる。リハーサル・マーク。リハーサル・ナンバー。

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