■和声法 theory or harmony(英) Harmonielehre(独) lezione dell’armonia(伊)
和声の連結法。和音にはそれぞれ働き(機能)があり、その働きによってはじめて自然な和音進行が起こるという考え方を機能和声という。機能和声はカデンツ(終止形)を作り、調性を確立する。和音には、主和音(トニカ)、属和音(ドミナント)、下属和音(ザブドミナント)の3つの機能がある。協和声音中心の明快なよくひびく和声が中心の古典派の音楽、不協和音や非和声音の使用が盛んとなり和声進行が複雑化していったロマン派の音楽を経て、19世紀末には機能和声を否定する音楽も出現するに至った。19世紀後半の古典派から19世紀のロマン派の時代は和声法による作曲の全盛時代として今日でも対立法とともに和声学として学ばれている。ハーモニー。
和声の連結法。和音にはそれぞれ働き(機能)があり、その働きによってはじめて自然な和音進行が起こるという考え方を機能和声という。機能和声はカデンツ(終止形)を作り、調性を確立する。和音には、主和音(トニカ)、属和音(ドミナント)、下属和音(ザブドミナント)の3つの機能がある。協和声音中心の明快なよくひびく和声が中心の古典派の音楽、不協和音や非和声音の使用が盛んとなり和声進行が複雑化していったロマン派の音楽を経て、19世紀末には機能和声を否定する音楽も出現するに至った。19世紀後半の古典派から19世紀のロマン派の時代は和声法による作曲の全盛時代として今日でも対立法とともに和声学として学ばれている。ハーモニー。
■ワルツ waltz(英) Walzer(独) valse(仏) valzero,valzer(伊)
18世紀末に、オーストリアの舞曲レントラーから発展してできた舞曲。中庸な速さの3拍子で、男女が抱き合って回りながら踊る。速いテンポのワルツもあり、ヨハン・シュトラウスに代表されるウィンナ・ワルツは速いワルツである。