腹式呼吸の確認
2020/08/01
こんにちは。 今回は、「腹式呼吸の確認」についてお話ししたいと思います。 たまにレッスンで、お腹に力を入れすぎて歌っている人がいます。特に、男性は腹筋があるので、腹式呼吸を過剰に意識すると、かえって上半身に力が入ったり、息を吐きすぎてしまったり、声の鳴らし方が悪くなったりします。 腹式呼吸は、肺の下の横隔膜の上下です。息を吸う時に横隔膜が下がるから下腹がでる、息を吐く時に横隔膜が上がるからへこむ。腹筋運動のように、ぐーっと下腹に力を入れるのではなく、少し下っ腹が引き上がる感じにしてください。そして吸う時にお腹の力を抜くといった感じです。下腹の上げ下げです。 腹式呼吸をする理由は、胸式よりも息のコントロールがしやすいため、そして上半身をリラックスさせるためです。もしどうしても、力が入りすぎてしまうのであれば、吸う時にお腹の力を抜くことだけを意識してみてください。腹式呼吸で力んでしまわないように、リラックスして歌いましょう♪ |