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【腹式呼吸と横隔膜の関係性について】

2023/12/01

こんにちは。東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。

東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真

ボイストレーニングをする時、一番最初にまず腹式呼吸でお腹の下の方(丹田の辺り)を前に拡げるように呼吸をする腹式呼吸で。お話しするところからレッスンをスタートすることが多いです。

肺は風船のようなものであり、心臓や胃などと違って自ら動けず、その動きを助けてくれるのが横隔膜です。横隔膜は肺と違い、運動神経で意識して動かせる随意筋でもあり、自律神経で無意識に動く不随意筋でもあります。
横隔膜のしっかり動いている呼吸では胸郭が前後左右に拡がり、横隔膜に引っ張られることで肺は拡がりやすくなり容積も増えるので、お腹(丹田)を前に出すことで横隔膜を下げ、肺を拡げたくさんの空気を入れることが出来るようになります。また横隔膜の動いていない浅い呼吸では肺は拡がりきらず空気の入りも少なく、その差は倍以上も違います。

ちなみに、20秒間息が吐き続けられるようになれば横隔腹が鍛えられて柔軟性がアップし、ダイナミックに動けるようになり呼吸機能が高まり、柔軟性がしっかりあると10センチも上下するそうですよ。私も初回レッスン時ではリップロールを20秒くらい出来るといいですね。とお話ししたりします。

皆さんも改めて横隔膜のしっかり動いた腹式呼吸。意識してみてくださいね。

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