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【本番前の声出し・準備について】

2024/11/01

こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

今回は、本番前(ライブ、レコーディング等)の声出し、準備について考えてみます。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林先生

基本は、いつも行っているトレーニングを全部できたらベストですが、表声で歌う方、ハーフトーンで歌う方、両方を使い分けて歌う方、で考えてみたいと思います。

必ずやることは、リップロール(ロングトーン)から始まり、裏声のウィとのウォームアップ。そしてハミング、ネィ、表声のウィの順でいつも通りやってください。

表声で歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニングを8割ぐらい→クールダウン(リップロールで終了)

ハーフトーンで歌う方は、この後、裏声(多め)→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)

両方を使い分けて歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニング→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)

本番前の声出しは、上記の一連のトレーニングに加えて、高い音から低い音までバランス良く出せると良いです。その日に歌う高い音、低い音は必ず出してみて、裏声はいつもより多めにやると良いと思います。途中リセットさせる為(フォームのズレや、ストレッチ)に、リップロールはやりましょう。
ちなみに私は、体のストレッチをした後に上記トレーニングをやります。

本番前だからといって、特別なことをやるわけではなく、日々のルーティンを守って行ってください。そして本番終了後には、クールダウンをいつもより念入りに出来ると良いと思います。

体調管理に気をつけて、本番がある方、そうでない方も、日々のボイストレーニング一緒に頑張りましょう。

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