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【クラシックとポップスの発声の違いとその効果】

こんにちは。

東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林先生

日本では合唱が文化にある為、初心者の方もクラシック型の発声の要素があったり、歌の勉強をされてきた方もクラシック型の発声の訓練をされてきた方がほとんどだと感じています。これが基本とされているからだと思うのですが、ポップス、ロック、R&B、ミュージカル、声優等は、マイクのりが良くないといけません。

声の出し方には、大きく分けてクラシック型とポップス型があります。

クラシックの発声は、マイクを使わない唱法です。腹式呼吸でたっぷり息を吸い、顎を引き喉を開けて、背中を引っ張る感じで、体に頭(骨)に響かせ、その響きを前に送る感じの発声です。これは、マイクを使った時あまり効果的ではありません。その人の持っている喉の能力が高くないと、高いレベルで歌うのは困難です。だから訓練が必要になってくるのですが、その過程で続けられない方も多いと思います。

ポップスの発声は、マイクを使う唱法です。
腹式呼吸で息を吸い、顎は引かず、喉は開けずに自然な位置でそのままストレートに声を前に出していきます。
共通点は腹式呼吸というだけで、体や頭(骨)に響かせない分楽なので、正しい方法を身につけたらマイク乗りがよくなり、その人なりに(大きな声が必ずしも必要ではない)歌うことができると思います。

世界のスーパーボーカリスト達は、もちろん!喉の能力が高いので、クラシック型の発声も訓練できると思います。レディガガ、アリアナグランデはレッスンをしたそうですね。
今公開中の映画「ウィキッド」まだ私は観ていないのですが、その成果が気になります。

最後に、クラシックの発声は喉に負担がかかってくるので、休めたりケアが必要になってきますが、ポップスの発声は喉に負担がないので、正しい方法を身につけ、体調に気をつけて、トレーニング頑張りましょう!

 

【関連するボイトレ講座】

腹式呼吸がうまくいかないときのアドバイス

腹式呼吸と横隔膜の関係性について

声を前に出すためのアプローチ

講師コメント2025/3/15更新

M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクールでレッスンをするボイストレーナーのコメントを紹介。
随時更新していきます。

 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

3月が始まり急に雪が降ったり、20度まで気温が上がった日があったり寒暖差が激しい日々ですが
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

先日、昨年から公開をずっと楽しみにしていた、映画”Wicked”(字幕版)を観てきました。
とにかくキャストが豪華でエルファバ役にCynthia Erivo 、グリンダ役にAriana Grandeが出演しています。
161分と大作ですが、時間があっという間に感じました。

映画のセットが録音スタジオになっており、2人の歌は生歌(LIVE)で撮影されたものだそうです。
その仕上がりの度合いと2人の歌う能力のレベルの高さに拍手喝采です。
映画の中でAriana Grandeはクラシックで歌うシーンがあるのですが、オーディションの2ヶ月半〜3ヶ月前に
ボーカルレッスンを受け、準備したそうです。
声帯は筋肉と同じように習慣的なトレーニングが必要になります。と話しており、映画では、彼女のクラシックの発声とポップスの発声がしっかり使い分けられており、その部分も楽しめました。

春で花粉症などコンディションを整えるのが難しくても、今できることを積み重ねていきましょう。
皆さんのノドをしっかりサポートしていきます。

 

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【鼻声と鼻腔共鳴の違い】

こんにちは。

東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真

Bit Of Soundでは鼻腔の鳴りを良くして声の倍音を豊かにするためにハミングなどのトレーニングをしていますが、日常的に「鼻声」になってしまっている方や「鼻腔共鳴」を意識して「鼻声」がクセになってしまっている方もいらっしゃいます。
もちろんトレーニングとして鼻腔の鳴りを良くして行くことは大切ですし、お好みの声が「鼻腔共鳴」を使った響きの場合はテクニックとしても大いに有効です。しかし、違いがわかっていないまま意図せずに鼻声になっていて、声がこもる、声の抜けや通りが悪い、という場合は自覚しづらいことも多いように思います。

まず、鼻声と鼻腔共鳴とは
■ 鼻声(はなごえ)
・鼻が詰まっている、または鼻の通りが悪いためにこもったように聞こえる声。
・風邪やアレルギーなどで鼻が詰まったときに起こりやすい。
【特徴】
・声が抜けず、こもって聞こえる。
・話しにくく、息苦しさを伴うことがある。
・不自然な発声になることが多い。

■ 鼻腔共鳴(びくうきょうめい)
・鼻腔(鼻の空間)をうまく使い、響きのある声を出す発声技術。
・歌手やアナウンサーが意識的に使うことが多い。
【特徴】
・声が明るく、通りが良い。
・適度な響きがあり、聞き取りやすい。
・共鳴を意識的にコントロールできる。

つまり、鼻声は「無意識・不本意 で声が詰まってこもる状態」、鼻腔共鳴は「鼻をうまく使って意図的・技術的に響かせる発声技術」 という違いがあるということです。

また、鼻声がクセになっている方の中には息が足りないと感じ肺活量の問題だと思っている方もいますが、これは息が足りないのではなく鼻が詰まっているのとは逆に口と鼻の両方から必要以上に息が流れてしまい適切にコントロール出来ていないという場合も多いです。

解決策としては、まずは歌うため、発声のための言葉、音をしっかり口から出すこと(口腔共鳴)。それを覚えた上で、倍音や好みの響きを作るためのテクニックとして「鼻腔共鳴」を使えるようにするのがいいと思います。

是非参考にしてみてくださいね。

【関連するボイトレ講座】

鼻腔共鳴について

ハミングと鼻腔

 

講師コメント2025/2/15更新

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こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆきです。
東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の山田由紀先生の写真
年が明けたと思ったら、1月があっという間に過ぎましたね。みなさんは今年の目標など立てたりしてますでしょうか?私は、普段目標を立てたりしてないのですが、今年は休息を意識しながら一年過ごしてみようと思っています。
2月もとても寒い日が続いていますが、すでに花粉も飛んでますので、対策がんばりましょう!今年も精一杯サポートさせていただきます。

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講師コメント2025/1/15更新

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 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林先生

2025年も、質の高いボイストレーニングを通して、皆様のサポート精一杯頑張ります。
体調に気をつけて、一緒にボイトレ頑張りましょう!

良い年となりますように。。

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【リップロールについて】

東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

トレーニングを始めるにあたり一番最初に行うリップロール。唇を震わせながら空気を吐き出していき一定の量を吐けるように意識します。リップロールをする際、唇が横に引っ張ってしまったり、唇に力が入りすぎてしまうと止まりやすいので「ウ」の形をキープしながら吐いていくと途切れずに続くでしょう。

また、ほっぺに空気が入るとリップロールが止まってしまうことがあるので、その場合は、頬に指を当てて空気が入らないようにすると上手く継続できると思います。

リップロールをする際に大事なポイントは声帯はナチュラルな位置のまま行うということです。力が入らず、吸った空気が外に自然に出ていき、気持ちが良く、軽い感覚がある時です。
胴体の方に音が響いている場合は間違いで、音がストレートに身体の外に音が出ていくようにしましょう。

リップロールは長く続けられれば良いですが、長くても良い位置でできないと意味がありません。
正しいリップロールは、喉をリラックスさせる効果もありますし、リップロールをしてから声を出すと、出しやすくもなります。
歌に合わせてリップロールで歌ってみることも、新たな発見があって面白いですよ。
ぜひ、試してみてください。

講師コメント2024/12/15更新

M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクールでレッスンをするボイストレーナーのコメントを紹介。
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こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。

やっと酷暑を乗り越えたかと思ったらあっという間に12月になってしまいましたね。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真
本当に一年早い。。

皆さんはどんな一年になったでしょうか?
良かったことイマイチだったこと愉しかったこと悔しかったこといろいろありましたよねぇ。私もです。
それでもなんとか年末です!
それら全部が歌に活きると思って来年も自分の成長を愉しみながらカラダを大切に健やかに目の前のひとつひとつを感じていこうと思います。

皆さん良いお年を!
来年もよろしくお願いします。

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【ブレスについて】

東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆきです。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の山田由紀先生

今日はブレスについてお話ししていこうと思います。

ブレスのタイミングについては、基本的に自由なので決まりはありません。そうはいっても歌っていて苦しいな、とか、自分の歌を録音して聞いてみるとなんだか苦しそうで不自然に聞こえたりもあると思うので、原因を考えてみたいと思います。

ブレスの回数が多すぎたり、必要な量の息をうまく吸えていないため歌いたいフレーズの途中でブレスが入ったりしてしまうと、聞いていて不自然に聞こえてしまいます。どちらも、リラックスして歌えていないのが大きな原因とはなりますが、ブレスを入れなくてもいいくらい短いフレーズでも、息が続かなくなるのが心配でとりあえずブレスを入れてしまってる方もいます。とりあえずどこでもブレスを入れてしまう傾向がある場合は、原曲を聞いて、一度確認してみるのもいいと思います。同じタイミングでブレスを入れる必要はないですが、参考にするのはいいと思います。

もう一つ、必要な量の息をうまく吸えていない場合ですが、息を吐いているとき(歌っているとき)に力み過ぎていると、力が入ったまま息を吸うので、気道が細くなってしまい、あまり空気が入ってこなくなってしまいます。そうすると少ない空気で歌うことになり、途中で足りなくなることもあります。ブレスの瞬間はなるべく力を抜けるといいですね。

あとは腹式呼吸がしっかりできていないと空気のコントロールがしにくくなるので、気づいたら空気がなくなっていて慌ててブレスをいれる・・・ということも起こります。

「回数が多すぎないか」「必要な量吸えているか」「腹式呼吸ができているか」この3つは、結局リラックスできているかどうかに繋がってくるのですが、ブレスがうまくいかないなと思っている方は、参考にしてみてください。

【関連するボイトレ講座】

腹式呼吸がうまくいかないときのアドバイス

ブレスについて

【本番前の声出し・準備について】

こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのけいこです。

今回は、本番前(ライブ、レコーディング等)の声出し、準備について考えてみます。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小林先生

基本は、いつも行っているトレーニングを全部できたらベストですが、表声で歌う方、ハーフトーンで歌う方、両方を使い分けて歌う方、で考えてみたいと思います。

必ずやることは、リップロール(ロングトーン)から始まり、裏声のウィとのウォームアップ。そしてハミング、ネィ、表声のウィの順でいつも通りやってください。

表声で歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニングを8割ぐらい→クールダウン(リップロールで終了)

ハーフトーンで歌う方は、この後、裏声(多め)→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)

両方を使い分けて歌う方は、この後、裏声(多め)→表声の母音でのトレーニング→ウィスパーボイスから始まるハーフトーンのトレーニング→クールダウン(リップロールで終了)

本番前の声出しは、上記の一連のトレーニングに加えて、高い音から低い音までバランス良く出せると良いです。その日に歌う高い音、低い音は必ず出してみて、裏声はいつもより多めにやると良いと思います。途中リセットさせる為(フォームのズレや、ストレッチ)に、リップロールはやりましょう。
ちなみに私は、体のストレッチをした後に上記トレーニングをやります。

本番前だからといって、特別なことをやるわけではなく、日々のルーティンを守って行ってください。そして本番終了後には、クールダウンをいつもより念入りに出来ると良いと思います。

体調管理に気をつけて、本番がある方、そうでない方も、日々のボイストレーニング一緒に頑張りましょう。

【関連するボイトレ講座】

ウォームアップとクールダウン

ライブ本番前の準備・コンディション整え方 

講師コメント2024/10/15更新

M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクールでレッスンをするボイストレーナーのコメントを紹介。
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 講 師 か ら コ メ ン ト 

こんにちは。東京・吉祥寺 M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

やっと暑い夏が終わり秋らしくなってきましたね。10月になると、よく〇〇の秋と言いますが皆さんは何かありますか?
芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など色々ありますが”食”は美味しいものが沢山出てくる時期でもありますね。

涼しくなってきたので、ジョギングをしている人もよく見かけるようになりました。
美味しいものを食べすぎると私は必ず後からついてまわるのがダイエットなのですが、運動を習慣にしている生徒さんも多いようです。日頃からやっていると身体の感覚も敏感に感じとるようになってくるそうです。

ボーカリストは身体が楽器ですので、体力を使います。体力維持と健康的な身体でご自身の持っている喉を最大限に良いものにしていきたいですね。
年末に向けてイベントも多くなります。コンディションを整えつつ、日頃のボイストレーニングで喉を作っていきましょう。

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