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音楽用語と豆知識「ナ」

音楽用語と豆知識

■内声(部) inner parts、inner voices(英)
多声部の、最上声と最下声にはさまれた声部。多声部の音楽における、最上声と最下声にはさまれた声部。4声体ならアルトとテノール。外声(部)の対語。

■ナチュラル natural(英)
シャープやフラットで臨時的に変化させた音を元の高さに戻す記号。

■ナチュラル・マイナー natura minor(英)
日本語では自然短音階。ナチュラル・マイナー・スケール自然的短音階。調号で示された音のみによるスケール。短3度、短6度、短7度などの短音程の存在が短調のよりどころとしての特徴を示しているが、トニック(主音)への上行導音(長7度音)がないため、ハーモニーの基盤としては不十分なものとされている。

■ナッシュヴィル・サウンド Nashville sound(米)
アメリカ、テネシー州ナッシュヴィルで生まれたカントリー・ミュージックのこと。また、そこで録音、演奏されたポップスをさす。

■ナッシュヴィル・チューニング Nashville tuning(米)
フォーク・ギターの変則的なチューニング法。第3~第6弦を1オクターブ高く調弦する。

■ナット nut(英)
ギターのヘッドとフィンガーボードとの境目にある部品。ギターの弦は一方がブリッジ及びブリッジ・サドルなどで固定されているが、もう一方は糸巻きによって巻き込まれ、このナットによって支えられている。ナットの表面には一定の間隔で6本の溝が彫られており、弦が横にずれない様になっている。

■ナポリターナ napolitana(伊)
数人で歌う軽い歌。マドリガルの1種で16~17世紀にかけてナポリで盛んになったものを指す。最近ではナポリ民謡を指すこともある。

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