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ハミングと鼻腔

2019/04/01

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の小瀬川祐美先生の写真
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆみです。

少し前の話ですが、2月25日に東京ドームにMAROON5の公演を観に行って来ました。
アメリカのロックバンドMAROON5のボーカル、アダム・レヴィーンは私も大好きなボーカリストの一人です。そして、私がトレーニングの中で「ハミング」の話をする時にぜひ参考に聴いて!とオススメする「ハミングの名手」でもあります。笑。彼はほとんどと言ってしまっても良いのではないかと思うくらいに声を鼻腔で鳴らしています。今回のライブでもやはり鼻腔を多用して素晴らしい響きの声で歌っていました!

「ハミング」は、鼻腔を鳴らすことにより倍音が整い響きの良い声になる有効なトレーニングメニューです。日本人(東洋人も含めて)は、欧米人に比べて骨格に凹凸が少ないため鼻腔が狭く、そして言語的にも、英語でいうとHOMEやONEなどで使われるM、Nでの発音のような鼻に抜く発音が日本語には無く、日常的にあまり使うことの無い部位のため、鳴りが良くなく響きのコツを掴むのを難しく感じる方もいるように思います。だからこそ「ハミング」のトレーニングで日々鳴らしてあげて鳴りの良い空洞を作ってあげることが大事だと思います。

トレーニングでのハミングの場合、鼻腔を鳴らすコツに加えて、表の声をいかにナチュラルに鳴らして鼻に入れられるか。も重要なポイントになると思います。トレーナーに確認しながらベストな鳴らし方を習得してくださいね。

 

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