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【リップロールについて】

2025/01/04

東京・吉祥寺M&N Bit Of Soundボイストレーニングスクール ボイストレーナーのまなみです。

トレーニングを始めるにあたり一番最初に行うリップロール。唇を震わせながら空気を吐き出していき一定の量を吐けるように意識します。リップロールをする際、唇が横に引っ張ってしまったり、唇に力が入りすぎてしまうと止まりやすいので「ウ」の形をキープしながら吐いていくと途切れずに続くでしょう。

また、ほっぺに空気が入るとリップロールが止まってしまうことがあるので、その場合は、頬に指を当てて空気が入らないようにすると上手く継続できると思います。

リップロールをする際に大事なポイントは声帯はナチュラルな位置のまま行うということです。力が入らず、吸った空気が外に自然に出ていき、気持ちが良く、軽い感覚がある時です。
胴体の方に音が響いている場合は間違いで、音がストレートに身体の外に音が出ていくようにしましょう。

リップロールは長く続けられれば良いですが、長くても良い位置でできないと意味がありません。
正しいリップロールは、喉をリラックスさせる効果もありますし、リップロールをしてから声を出すと、出しやすくもなります。
歌に合わせてリップロールで歌ってみることも、新たな発見があって面白いですよ。
ぜひ、試してみてください。