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ハーフトーンボイスについて

2018/08/08

こんにちは。当ボイストレーニングスクール講師のRIHIRO先生の写真
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのリヒロです。

今日は「ハーフトーンボイス」について、みなさんの参考になればと思い、少し書きたいと思います。

まず、日本でポピュラーな同じ出し方の呼び方を、ミックスボイス、ミドルボイスなどと言ったりもしますが、ここでは一応、ハーフトーンボイスで統一します。

人間は大きく分けると、3種類の声の出し方が出来ます。表の声(チェストボイス、地声、ストレートボイス)、裏声(ファルセット、ヘッドボイス)それともう一つ、表と裏のちょうど真ん中の鳴らし方、ハーフトーンボイス(ミックスボイス、ミドルボイス)のこの3種類です。今日はそのハーフトーンボイスについて、具体的な例を挙げて説明したいと思います。

まず、ハーフトーンで歌う代表的なシンガーを、具体的に挙げてみましょう。マイケル・ジャクソンジャネット・ジャクソン、ノラ・ジョーンズ、ブルーノ・マーズ、エド・シーラン、比較的倍音の少ない、綺麗な透明感のあるハーフトーンで歌うシンガーと、ロック系の倍音を多く鳴らす、少しシャウトの入ったロッド・スチュワート、スティング、ブライアン・アダムス、ドン・ヘンリー、スティーブ・ペリー、R&Bのレイ・チャールズ、サム・クックなど多くの素晴らしいシンガーが、ハーフトーンを多く使って歌っているシンガーです。ハーフトーンボイスのトレーニングするのにすごく参考になるので、ちょっと聴いてみるといいと思います。

ハーフトーンの鳴らし方は、一般的には表の声と裏声の境目と鳴らしながら、ハーフトーンの鳴らし方を覚えていくやり方をやる方法が多いと思うのですが、そのやり方だとうまくいかない人の方が僕は多いと思います。そこでつまずいて諦めた人の話もよく聞きます。当スクールでは、ハーフトーンのトレーニングは、ウィスパーボイス~ハーフトーンに自然に変えていくやり方をとっています。その方が、自然にハーフトーンの鳴らし方に導きやすく、表の声から裏声の間にもっていくやり方で出来なかった人も、このやり方でやると、ハーフトーンの鳴らし方が分かりやすいと思うので、是非試してみてください。

ハーフトーンボイスは、ポップス、ロック、ボサノバ、ジャズ、R&Bにすごく適した鳴らし方なので、クラシック型のミックスボイスとは全く違うので、正しいポップス型のハーフトーンボイスをマスターしてください。

歌の表現がまた一つ広がると思います。歌うのがもっと楽しくなるはずです。表の声、裏声、ハーフトーンボイスこの3つの声を自由に使いこなすシンガーを目指し頑張ってください。僕らもベストをつくしサポートします。

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