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声が出る仕組みについて

2019/06/01

こんにちは。東京のボイストレーニングスクールM&N Bit Of Sound講師の山田由紀先生
東京・吉祥寺 M&N Bit Of Sound ボイストレーニングスクール ボイストレーナーのゆきです。

今回は声が出る仕組みについて考えてみたいと思います。
声が出る仕組みというのは、声帯に空気が通ることで、声帯が震えて声の素が出来ます。その素を、口や舌を動かして、言葉に変えています。声帯に空気が当たる瞬間に、より自然でリラックスしている状態であるほど、自然に楽に声が出ます。
がんばって声を出そうして、ノドに余計な力が入ると、自然な状態からは遠ざかってしまうので、声を出していて苦しく感じてしまいます。その場合は、声をしっかり出そうとか、音程をきちんと取ろうとするよりも、まずは空気を声帯に当てることだけを考えるくらいで、とにかく力がぬけた状態を作ることの方が大切です。
なんとなく、いつも声が出しにくいと感じている方は、声を大きく出そうとすればするほどノドが苦しくなったり、逆に声が小さくなってしまったりするので、この方法から試してみるといいと思います。
ノドがリラックスした状態で声が出てくると、今までと違う自分の声に出会うことができます。気持ちよく声を出せるようになると、ボイストレーニングがますます楽しくなりますよ!

 

【関連項目】

正しい位置で声帯を鳴らす